WONDERFUL WORLD RECORDS (2015-03-04)
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Original Loveの新譜を聴く。なんでも現在制作中のアルバムは『風の歌を聴け』(言わずもがなの名盤である)制作時のメンバーと一緒に作ってるらしく前のアルバム
『Electric Sexy』とはまた全然方向性が違った(本人曰く)「新しく懐かしいオリジナル・ラブらしいエネルギッシュなサウンド」になるらしい。今回のシングルを聴いたらアルバムを聴くのがとても楽しみになった。
まあとにかくこのPVを見てくれ、聴いてくれ、という感じだが、このサウンドとメロディにわたしは昨年から熱心に聴いておりますNegiccoへの提供曲や編曲での参加曲との強いつながりをギンギンに感じてしまって、そこもひとつの感激ポイントなのだった。職人的に作られたJ-Popの理想形というか、ちゃんと手間暇かけて作られている。そういう音がする。CDがおまけでついてくる握手券や投票権とはまるで違う、ちゃんとしたコンテンツだ、と思った。「ラヴァーマン、胸に矢が刺さっている男」もうこのセンスにも脱帽してしまう。
B面の「クレイジアバウチュ」もとても良い曲。コード進行がかなり変態的なことになっているのだが、ジャズっぽい感じにもAORっぽい感じに聴こえず、うむ、これはJ-Popだな、としか思えない、という恐ろしい曲だと思う。さらに「ウイスキーが、お好きでしょ」の弾き語りライヴ音源。田島貴男氏のジャズ・ギター演奏が非常に達者で、こんなに弾きながら歌えてスゴいな、ミュージシャン、すごいな、と改めて驚愕した。
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