読売日本交響楽団第515回定期演奏会 @サントリーホール 大ホール

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指揮=下野竜也
ヴァイオリン=三浦文彰
ライマン:管弦楽のための7つの断章 -ロベルト・シューマンを追悼して-(日本初演)
シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
シューマン:交響曲 第2番 ハ長調 作品61
読響を定期的に振っている指揮者のなかで、もっとも個人的な趣味と合わないのが「正指揮者」、下野竜也。プログラムの組み方は興味深いのだが、なんかいまいちよくわからない指揮者である。 個性がマイルド過ぎる、のか。ドイツの作曲家、アリベルト・ライマン(初めて名前を聞いた人だ)の日本初演は割と古風な現代音楽、といった印象で特別な印象がもてなかったし、シューマンはあのモヤッ〜としたオーケストレーションが、モヤッ〜だけで終わっている感じがし、その奥からサムシングが聞き取れませんでした。2曲目のヴァイオリン協奏曲もオーケストラがひたすらモヤってるだけで、あの美メロ、あの力強さがグッとこない。なんかトロい。若いソリストの音も淡白だったので今ひとつ物足りない(が、さすがに若者。アンコールはパガニーニをバリバリに弾きまくっていて、シューマンだけじゃ弾き足りないかのようでした)。最後の交響曲第2番も、美しいメロディを丁寧に歌わせ、ファースト・ヴァイオリンをこれでもかと主張させていましたが、その主張は全体的なバランス感を失調させていた気が。それがシューマンの狂気的なところなのかもしれませんが、もったいないですよね。せっかく良い曲なんだから。

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