WILCO『Sky Blue Sky』

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Sky Blue Sky

Sky Blue Sky







 いかにも神経質で繊細そうなNYのオルタナの雰囲気と、骨太感モリモリの(ややイモっぽい)アメリカン・ロックが奇跡的な融和を果たしているのがWILCOというバンドなのだと思う。新譜の『Sky Blue Sky』も素晴らしかった(オリジナルアルバムとしては3年ぶりで、日本盤の発売が待ちきれず輸入盤を購入)。豊かなメロディがザラッとした渋い質感の音でもって波のように押し寄せてくる感じが堪らなく良い。これは泣けちゃうな。なんかTHE BANDと同じぐらい泣きのツボを押さえてる、と思った。「男が泣けちゃうロックバンド」って今、WILCOぐらいしかいないんじゃないの?



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 映像はアルバム発売に先立って公開された新曲「What Light」のライヴ。「実験的であるか」、「新しいサウンドに向かっているか」といった評価基準があると思うんだけれども、WILCOを聴いていると結構そういうのってどうでも良いよなぁ、なんてことを思う。WILCOは古いけど、実に新しい。これには「ロックの王道」を突き進んでる感じさえある。音楽から瑞々しさが欠けずに伝わってくる瞬間が味わえる(なんたってWILCOはリアルタイムで活動しているバンドだから)のもとても喜ばしい。





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