MAGMA 40th Anniversary Tour In Japan@Shibuya O-EAST

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ライヴ
ライヴ
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マグマ
インディーズ・メーカー (2009-04-10)
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 結成から40年になるフランスのプログレ・バンド、MAGMAのライヴを観た。かれこれ7年(私の人生の4分の1ぐらい)ぐらいこのバンドを聴いてるけど、生で聴くのは今回4度目となる来日公演が初めてで、念願かなって、という感じ。大抵こういう機会には「観れた!」という感慨の方が、ライブの内容を勝ってしまうことだけでとりあえず納得してしまうのだけれど、MAGMAは違って、マジで最高だった。明日以降のライヴを観る人も期待して良いと思う。これまでにライヴを観た海外のバンドで一番良かった気さえした。


 


 改めて彼らの音楽に触れてみると、なんとも個性的な音楽だなぁ……という気持ちが強くなる。バンドのリーダー、クリスチャン・ヴァンデが叩くドラムはいわゆるジャズ的なもの、それもマイルス・デイヴィスと一緒にやっている頃のトニー・ウィリアムスだったり、エルヴィン・ジョーンズを彷彿とさせるのに、その上に載っているのは、異教じみた暗いリフレインだったり、童謡のようにアルカイックな美しさを持つメロディだったりする。様々な要素がメンバーの高いプレイヤビリティによって結合されたこの音楽は、カテゴリ化されることを強固に拒むような感じだ。ライヴの前半に演奏された新曲2曲(演奏時間はあわせて50分ぐらい)は、特にその反カテゴリ性の極地というか。強いていうならば、バッハの《マタイ受難曲》を聴いているときのような敬虔な退屈とでも言うべき稀有な感覚に襲われる。なんなのであろうか……、40年やっているとこの境地に至ってしまうのか……。





 アンコールは2回。最後はクリスチャン・ヴァンデがドラムを叩かずフロントに立って絶唱(ドラムなのに明らかにメインの男性ヴォーカルより上手い)。これも声によってシーツ・オブ・サウンドを試みるような圧倒的なパフォーマンス。2時間ほとんど休憩もなしに演奏が続いたのだけれども、本当にあっという間だった。毎年ぐらいのペースで来日して欲しいよ!



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