ドナ M. ウォン 『ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール』

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ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール
ドナ・ウォン
かんき出版
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4月からシステム開発の仕事をはなれて、これまでと違ったスキルや知識が要求されるようになっている。そういうわけで、また新しい勉強をしているのだった。本書『ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール』は、数字をうまく人に見せるためにグラフを作る際の基本的なテクニックを紹介するもの。こちらはヒロニカさんがかつてブログで紹介していて「良い本」と薦められていたんだけれど、読んでおいてよかったな、と思える内容でした。

数字をヴィジュアルで見せるにはなかなかのセンスが必要なハズで、わたし自身そうしたセンスを欠いた人間である。パワポ作ったりするのも苦手だし。センスを欠いた人間は、人からダメだしされまくって、トライ & エラーでテクニックを身につけるか、最初からこうした指南書に頼るのがよい。効率的なのは後者の道。本書をひと通り読むと、ダメだしされる時間と労力の消費を回避して、なんとなくそれっぽいものが作れるようになる気がしてくる。言われないと気づかないことが、言われる前に気づけるようになるし、グラフ化するデータもグラフ化する前提で作り込もう、と思う。また、統計のごくごく初歩的な知識(標準偏差ってなに? とか)に触れているのもうれしい。

学生時代にSPSSの使い方を教わる講義を受けていたし、Accessでデータ集計をするのも人並みにできる(SPSSはキレイさっぱり忘れてしまったけれども)。でも、働いてて思うのは、そうした数字の解析手法よりもその結果をどう見せるか、つまりは伝え方のほうが役に立つのかも、とぼんやり考えたりもするのだ。数字の分析って、伝えるまでが仕事、というか。最後まで仕事を進めるためにも、この本は会社の机においておこう。

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