儀式的体験としてのライヴ鑑賞(Metallica / Through the Never)

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Metallica Through the Never (Music from T
Metallica
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Metallicaの新譜はこれから公開されるという3D映画のサウンドトラックとしてのライヴ盤。この映画、なんかバンドのスタッフが世界を救うとかなんとか、というストーリーとライヴ映像によって構成されたものだそうで、まあ、Metallicaのファンしか喜ばないであろう作品になりそうだが、映画館で爆音で彼らの音楽を聴けそうなのはちょっと楽しそうではある。

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アルバム『St. Anger』製作時のドキュメンタリーであるこちらの映像作品を超える面白さになったら奇跡。

で、今回のライヴ盤だけれども、ヘヴィ・メタルというジャンルのなかでも最も成功したバンドのひとつであろう彼らのパフォーマンスが悪いわけがなく、巨大なスタジアムっぽい感じの場所で観客が『Master Of Puppets』を大合唱しているところなど、祝祭的な楽しさがあるんだろうな、彼らのライヴには、と思えて楽しい。今年の夏フェスでの来日ライヴを友人が観にいったらしく「みんな歌ってて、もはや誰の歌を聴きにいったかわからん」と苦言を呈していたが、おそらくは演奏を聴くとかそんなんじゃなく、儀式的な体験を楽しみにいってるんだろう、アッツいファンは。

地味な聴きどころとしては『St. Anger』製作後からのメンバー、ロバート・トゥルージロ(トゥルヒーヨ)のバンドへの馴染み具合が一層高まっているところだろうか。ツイン・ギター編成のメタル・バンドにおけるベースの存在感ってなかなか難しいところだと思うが、旧作の演奏でもしっかりとぶっといベースを聴かせてくれて、大変カッコ良いのであった。

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