Jon Hopkins / Immunity

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Immunity
Immunity
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Jon Hopkins
Domino (2013-06-04)
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こないだ雑誌を読んでいたら「ブライアン・イーノの愛弟子の新譜」とジョン・ホプキンスの『Immunity』が紹介されていた(アルバム自体は昨年でていたようだが、日本盤はこれからでる模様)。クラシックの世界なら「愛弟子」という表現もしっくりくるのだが、ポップ・ミュージックの世界でこの表現はあんまり馴染みがない。しかもイーノといえば「non-musician」の代表だから余計である。どんなもんだろうか、と思って聴いたみたのだがなんのことはない「今様EDM」という感じであった。調べたらColdplayのアルバムにイーノと一緒にプロデュースで参加したことがある、というのが「愛弟子」の表現につながっているようなのだが、これ完全にダニエル・ラノワ的な位置付けなのでは、と思う。

たしかにピアノにかかっているエフェクトはイーノっぽい感じがするし、『Music for Airports』のB面に入ってる曲みたいな女性コーラスも随所に聞かれる。イーノ自身の作品は近年、流行のEDMのトレンドをあまりに独自すぎる解釈で吸収し、なんだかよくわからないアウトプットとしてでてくる……ような、まるで80年代のロバート・フリップのごとき味わいがある。逆に、EDMのトレンドのほうにイーノが持ってそうな要素を寄せていったらジョン・ホプキンスの今回のアルバムのような音として出てきそうな気もする。なんだかちょっとネガティヴな書き方になってしまったけれど、内容はすごく良くて、立て続けに4回ぐらいリピートで聴いた。こういうほんのり薄暗い感じの音がイギリスでは流行ってるんですかね。ジェイムス・ブレイク然り。

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