Keziah Jones
Imports (2013-11-19)
売り上げランキング: 16,281
ブルースとファンクの融合「ブルーファンク」の代名詞、キザイア・ジョーンズの新譜を聴く。この人はナイジェリア出身のギタリスト・歌手で、同じナイジェリアの「黒い大統領」フェラ・クティとも親交があったそうである。ギター奏法に特徴があり、スラップでギターを弾く、という一芸で、タッピングで有名なスタンリー・ジョーダン的にウケた人なんだけれども、本作はギターがテクニカルである、というポイントよりも、どっちかというとそこから生み出されるビートが大変モダンな感じがして良い。そして、なんだか猥雑である。この猥雑さは、フェラ・クティというよりかは、フェミ・クティがモータウンから出したアルバムに近いものを感じるし、ジョニー・ギター・ワトソンのような感じでもある。
キザイア・ジョーンズがモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに出ているときの映像(腹筋の割れ方がスゴい)。あと、聴きながらアフロビートってリズムよりも、言葉の訛りで「アフロビートっぽいな!」と思う部分が大きい気もしてくる。
コメント
コメントを投稿