ジェームズ・フレイザー 『金枝篇』(1)

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金枝篇(全5冊セット) (岩波文庫)
フレイザー
岩波書店
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こないだ『王権』を読んだつながり的な形でジェームズ・フレイザーの『金枝篇』を読みはじめた。手に取ったのは、岩波文庫から出ているフレイザー卿自身による簡約ヴァージョン(ちくま学芸文庫のは初版版。国書刊行会からは完訳版の出版が現在進行形で動いている)。全5巻というのでどんだけすごいヴォリュームのが届くのかと思ったら、1冊1冊は普通の厚さだったのでほっとした。訳文もそこまで古臭くなっていないし、今のところ『金枝篇』を読むとしたらこの岩波文庫版でいいんじゃないの、と思う。中古ならちくま学芸文庫の上下巻揃えるよりも安いし。

はっきり言って「ホントかよ」みたいな世界中の風習や呪術に関する記述がダラダラ並べられていくだけなんだけども面白いです。こういうのを寝る前とか、疲れた時の帰りの電車で読むと、ほわーっと良い気分になる。また、自分で調査してないくせにフレイザーも書き方が上手いんです。そこが良い。フレイザーのこういうダルいけど優雅なワクワク感みたいなのがたまらなくなる瞬間がある(ほとんどダンセイニの本のように読んでしまっている)。こういう本は一家に1セットあると良いですよ、ひまつぶしに。

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