写真は豊富なのだが、肝心の料理の写真は少なく、紹介されているお店の雰囲気を伝えるようなものばかり。店員が働いている姿だとか内装だとか、グルメ本というよりはアートブックに近い。フレンチのレジェンド、アラン・デュカスが選んだお店だから素晴らしいお店なのだろうけれど、奥付を見たらお店に寄せられているコメントすらアラン・デュカスが書いていないっぽかった(クレジットでは、監修と店選びに関わっているらしい……)。ちょっとそれはヒドくないですか……?
アマゾンにすでにレビューが寄せられているが、この☆2つの評価と意見には全面的に賛成だし、わたしは☆1つでも良いぐらいだと思う。パリに何度か行ったことのある人なら、雰囲気を感じることができると思うけれど、情報量が少なすぎる。凡例もないし、住所と一緒に書かれている数字の羅列が「電話番号」ってわからない人さえいるんじゃないか? っていう不親切具合。虫が食うようなグリーン・サラダでも出すシャレオツカフェに置いとくのがちょうど良い。
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