近田春夫 『考えるヒット』

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考えるヒット (文春文庫)
考えるヒット (文春文庫)
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近田 春夫
文藝春秋
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夜にお酒を飲んでいると難しい本が読めなくなってしまうので、酔っていても読めるような毒にも薬にもならない本を読むことにしている。で、近田春夫の『考えるヒット』(これ、小林秀雄の『考えるヒント』のもじりだったのか……)を開いた。著者の音楽についてはこれっぽっちも聞いたことがなく『タモリ倶楽部』への出演(空耳アワード)や、雑誌で文章を読んだことがあるぐらいだったのだが、97年のヒット曲に対して、あれこれ言っていて、ちょうどその頃(たぶんわたしは中学1年生ぐらい)ってJ-Popなるものを大真面目に聴いていた頃でもあるから、懐かしい気持ちにもなる。とりあげられてる曲がイチイチ知っている曲なんである。書いてある内容も「坂本龍一には歌モノの才能が足りない」を筆頭に、反町隆史について「岩城滉一かと思いきや中谷彰宏、所ジョージから故尾崎豊、となにしろ瞬間瞬間で違う顔になる」とか、森高千里は音楽をバカみたいに聴かせる才能がある、だとか今なお的を射てるな、と思わせられるものがある。ビーイング系の虚無さなどもちゃんと指摘してる。

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