武満徹の映画音楽

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 本日は日本の音楽関連でもう一本。先日、Youtubeで見つけた武満徹の映画音楽に関する映像を紹介しておく。詳細はよくわからないのだが、どうやら海外で製作されたドキュメンタリの模様。武満の映画音楽作品は小学館から発売されている全集に全て収録されているのだが、おそろしく高価なため、このような形で触れられるのは貴重。涎が洪水のように流れ出る。


 ここで改めて映像の抜粋とともに武満の映画音楽を聴いてみると、その仕事ぶりは他の映画音楽家と比べて極めて異質なものとして感じられる。音楽が常に映像と寄り添っていて、独立して存在する瞬間がない。黒澤明作品なら早坂文雄が、また海外ではエンニオ・モリコーネやジョン・ウィリアムズといった作曲家が印象的な映画音楽を書いているけれども、彼らの音楽が独立して存在しえるのに対して、武満の映画音楽はたぶんそのように独立したものとして演奏され得ないような感じもする。今回紹介した映像のパート4で、小林正樹監督が語る武満の映画音楽はそういう『特別さ』を伝えているので、要チェック。


 どうでも良いけれど、映画にまつわる武満のエピソードで「ジム・ジャームッシュと一緒に『プリンスって良いよね!』と語り合った」というものが個人的にすごく気に入っています。





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