The Black Crowes
Silver Arrow (2008-03-04)
売り上げランキング: 1862
「ブラック・クロウズ?昔、ジミー・ペイジと一緒にツアーやってたダサめのハードロック・バンドでしょ?」となめていたんですが、3月に出た新譜を聴かされてぶっ飛びました。すげぇ、良い!マーズ・ヴォルタ(とザゼンボーイズ)が「ニューウェーヴ化したZEP」なら、ブラック・クロウズの新譜は「ZEP化したザ・バンド」みたいな極太ハード・ブルース・ロックに仕上がっています。
1曲目「Goodbye Daughters of the Revolution」。
3曲目「Oh Josephine」。バリ渋。
7曲目「Movin' On Down The Line」。この前HMV行ったら視聴機にバウハウスの新譜とジーズ・ニュー・ピューリタンズの新譜とジョイ・ディヴィジョンのベスト盤が入っていて「今、西暦何年よ?」と思ってしまいましたが、ブラック・クロウズの音にも「今、何世紀よ?」という時代錯誤感を感じてしまいます。でも、こっちのほうが私には断然好ましい。これからは、右手にウィルコ、左手でブラック・クロウズを持ってアメリ感溢れるロックを愛していきたいと思った次第です。
はてブ検索からやってきました。
返信削除1年近くまえのエントリーにコメントしてすみません。
クロウズがハードロック然としていた時期というのは、実は彼らのキャリアの中では短い方だと思います。
個人的には↓の時期(95年頃)が大好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=8ClZFX8AsXc
今はその頃のJAMバンドな雰囲気に戻ってうれしい限りです。
今度、現行メンバーでのライブ盤も出るそうですよ。
お返事ありがとうございます。
返信削除ペイジ・クロウズがツアーしていたときは、私はちょうど大学生で、ペイジ爺ちゃんがヘルニアになって来日が流れたのでした。チケット買ったのに。。。
ペイジ・クロウズもBBキングのカバーをやったり結構レイドバックしていたのですが、メディアの持ち上げ方がハードロックイメージを強くさせていたのかも知れないですね。
話はそれますけど、中学校時代ってHM/HRをよく聴きますね(笑)私もそうでした。
その頃についたイメージで喰わず嫌いというのは結構ありました。
クロウズは94年頃から、ライブ会場での録音と音源の配布を公認していて、はてはブートまで認めています。ビットトレントなどでも入手しやすいので、ぜひその深い懐にズボっとはまってください。
オフィシャルでもダウンロードできます。
http://www.liveblackcrowes.com/default.aspx
お、シングルではバンドのThe Weightが2位ですね。96年の音源ですね。
http://www.liveblackcrowes.com/catalog.aspx
それでは、失礼しました。
新譜かっこいいですよ!!
返信削除http://www.youtube.com/watch?v=ZK99JCK69Ss
これは良いですね! 早速アマゾンのカートにいれました。
返信削除レヴォン・ヘルムのスタジオでのライブレコーディングだそうです。
返信削除「ZEP化したザ・バンド」というのは言いえて妙ですね!
はじめまして。ブクマでもコメントをいただいていますが、私がHM/HRをよく聴いていた頃(中学生ぐらいの頃)が、ちょうどジミー・ペイジとブラック・クロウズが一緒にツアーをしていたのと重なるんです。ですから、私の中ではとてもブラック・クロウズはハード・ロックのイメージが強いのです。このアルバムはブラック・クロウズが本当はすごく幅のある懐が深いバンドだ、と思いを改めるきっかけになりました。
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