ヴィクトリア・ムローヴァ/ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集

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Violin Sonatas Nos 3 & 9
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Beethoven Mullova Bezuidenhout
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 ヴィクトリア・ムローヴァの新譜も聴きました(一ヶ月に一度ぐらいCD屋さんに行ったとき、好きな演奏家の新譜が出てると良い気分になりますね)。ムローヴァは1959年生まれ、いつのまにか51歳ですか……。最近の女性演奏家は写真を見ても年がよくわからないですね。アンネ=ゾフィー・ムターなんかも年をとればとるほど、見た目がゴージャスになっている気がしますし。ムターとは逆にムローヴァのほうは年をとればとるほど、オーガニック感が溢れる容姿になってきている。今回のジャケット写真なんか『ku:nel』みたいではありませんか。このオーガニック感は彼女が近年取り組んでいる「古楽器演奏」への志向となにか関係があるのでしょうか!? 今回のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(第3番と第9番《クロイツェル》を収録)も、古楽スタイルで伴奏もフォルテピアノを採用しています。フォルテピアノは、クリスティアン・ベズイデンホウト。このアルバムについてきたブックレットでようやくこの人のプロフィールを読んだのですが、1979年生まれでめちゃくちゃ若いことを知って驚きました。この人のフォルテピアノは、ヤン・コボウとの共演も良かったです*1





 録音はWyastone Leysという(調べてみたら)お城みたいな洋館でおこなわれた模様。教会系というか洞窟で録音したんじゃないか、という異様に深いリヴァーブがちょっと気になりますがスピーカーで聴く分には気になりません。ヘッドフォンで聴くとちょっと気になるぐらい。で、演奏がすっごい良いんですよ……。もともとムローヴァという演奏家には、クールな部分とホットな部分の温度差に惹かれるものがあったんですが、今回もそう。《クロイツェル》の第1楽章のプレストは超激情的に突っ込んでいきますし、第2楽章の演奏者同士の呼吸が間近に感じられるようなテンポの運びなどはとても絶妙です。第3番もエレガントで良かった。






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