エイドリアン・ブリュー・パワー・トリオ @ブルー・ノート東京

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 御歳60歳、稀代の変態ギタリストであるエイドリアン・ブリューのライヴを観た(上の映像は今回来日の“パワー・トリオ”名義でのライヴ映像)。ブリュー以外のメンバーはジュリー・スリック(ベース)と、マルコ・ミンネマン(ドラム)。ドラムはエディ・ジョブソンと共演したりしている超バカテクドラマーとのことで、会場の物販コーナーには彼のソロ・アルバムが4枚ぐらい並んでいた。全然知らない人だったが有名な人だったのね。いや、もちろん呆れるぐらいバカテクだったが。





 ブリュー大先生の変態エフェクト・プレイも大全開。速弾きだけならこのぐらいの人はいくらでもいるだろうが、エフェクトの使い方は誰にも真似できない独特なものだろう。動物の鳴き声プレイはやってくれなかったが、さすがに魅せるライヴだった。80年代にキング・クリムゾンに彼が加入してから、彼がかのバンドに与えた影響の大きさ、というのが今日になってわかった気がする。完全に80年代から今日まで、クリムゾンってこの人のバンドだったんじゃないか。で、ロバート・フリップという人は、いわばエイドリアン・ブリューという太陽から放たれた光でようやく輝くことができる月みたいな人だったんじゃないか、と思った。





 難点を言えば、チケット代の割りに演奏時間が短かったこと。あと、ベースの音が全然聴こえなかったこと。これは会場が悪いのだろうが(ブルー・ノート東京には初めて言ったけれども、ステージと客席が近い、ってだけで特に音響が優れているわけではないのだな、と思った)。っつーか、ステージと客席が近すぎると、このライヴがすごいのかどうかの判断が鈍ってくるのだから不思議だ。エイドリアン・ブリューのヴィジュアル的な問題があるのだろうけれど(肌着っぽいTシャツにジーンズ、というスタイル)、なんか夏祭りのステージに立つ地元のオッサン・バンドみたいな空気を感じてしまっておかしかった。





 関係ないのですが、エイドリアン・ブリューでググッてみたらウィキペディアの次にこのブログが検索結果にあがっていましたのにびっくりしました。ついでなのでYoutubeで見つけたエイドリアン・ブリューのカッコ良い映像を貼っておきます。この共演陣の豪華さ……(とキャラクターの濃さ)。



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(フランク・ザッパのバンドに参加していたときのライヴ映像。1977年)



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(デヴィッド・ボウイとの共演。「Pretty Pink Rose」。このボウイの表情最高!)



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(トーキング・ヘッズと。「Once In A Lifetime」。)





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