Adriana Calcanhotto/O Microbio do Samba

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O Microbio Do Samba
O Microbio Do Samba
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Adriana Calcanhotto
Pid (2011-05-10)
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最近めっきり南米の音楽に傾倒している私ですが、本日もブラジルの女性ミュージシャン、アドリアーナ・カルカニョットの新譜について書いていきます。彼女の音楽に触れたのは2年ほど前に発表されたアルバム『Maré』*1が初めてでしたが、これも長らく聴き続けたアルバムで、本作もそうした愛聴盤となる予感がギュンギュンとする一枚。アルバム・タイトルを日本語にしたら「サンバの微生物」ということになるでしょうか? 前作が彼女にとってのボッサ解体・再構築なのだとしたら、本作はサンバ解体・再構築、といったところ。サンバと言っても極彩色の世界ではなく、そこはアドリアーナ・カルカニョットの音楽。やや翳りのある音の独特な質感は健在です。近くにいるのに、ものすごい深いところにいるような重力を捻じまげるポップ・ミュージック、というか。こうしたコードの音楽が単なるイージー・リスニングとして処理されてしまうのではなく、強い主張をもって響いてくるような感じが素晴らしいです。そこにはやはり言語の特性もあって、先日のアート・リンゼイのライヴのときも思いましたが*2、ポルトガル語も勉強したいなぁ、と思いました。






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6 件のコメント :

  1. 私もこのアルバム、何気なく「あ、出てたんだ」みたいな感じでタワレコで購入して、前作ほどの衝撃はないなあ、とか言って聴いてたらじわじわじわじわ、っと後ろから迫られるような何かに突き上げられ、何だか凄く良く聴いてます。そうですね、翳り、というか何だか寂しげなんですよねえ・・・。それがサウダージなんですかね(←わかってない)。
    ポルトガル語、ある程度わかったら良いですよね!と今回輸入盤で買って思いました。学生の時にラテン語結構勉強してたのに、ちょっとしたアタリしかつけられないくらいにしか身についてないことに気づかされて愕然とします。

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  2. 実は彼女のキャリアをよく知らないんですが、前作は衝撃的な《転換》のアルバムだったんですか? NOT癒し系のテクスチュアですよねえ……。これが深みを感じさせる。女カエターノとか言われてますが、カエターノがアポロン感全開なのに対して、彼女はもっと裏がある気がします。
    この輸入盤は英訳もまったくないので内容がわからないですから困りましたね。冠詞と接続詞ぐらいわかれば、少しは読めた気になりそうですけれど。ラテン語と同じ部分、違う部分が押さえられれば読めてきそうな気も。

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  3. 実は私も前作からなんで、それまでと比しての衝撃、ではなくファーストインパクト、みたいな感じなんですけれども、その衝撃が、硬質だな!隙間多いな!そんで寂しげだな!というものだったんですなあ。今思えばArto Lindsayのせいなのかな・・・。癒し系ではないですよねえ。

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  4. これは旧作を猟盤しなくてはなりますまい……といった感じですねえ。
    ブラジルものだと、ドメニコの新譜も買わなきゃ、という感じがします(もう聴きました?)。ニューウェーヴが自然に混じってる感じが、新感覚風に聴こえました。

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  5. 今日、アドリアーナ・カルカニョットの旧作もいろいろ仕入れてきました。今『A Fabrica Do Poema』(3枚目だそうです)を聴いていますが『Mare』とはまるで音の雰囲気が違いますね。結構リッチに音を作ってある。ただ、ヴォーカルはやっぱちょっと儚い感じがして、腹筋があるんだかないんだかよくわからない。これが彼女の持ち味なのかなあ。

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  6. Domenico、ノーチェックです!ちょっと火がついた状態でタワレコ行ってまります(あるかなあ・・・)!

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