US3 @モーション・ブルー・ヨコハマ

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ハンド・オン・ザ・トーチ
US3
EMIミュージック・ジャパン (1998-03-28)
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 US3は、1991年にロンドンで結成されたジャズ・ラップ・グループ。彼らはブルーノート・レコードの音源を自由にサンプリングすることを公式に認められている。 中でもファースト・アルバム『Hand on the Torch』(ブルーノート・レコードで一番売れたアルバムでもある)に収録された、ハービー・ハンコックのアルバム『Empyrean Isles』の『Cantaloupe Island』をサンプルした『カンタループ (Cantaloop (Flip Fantasia))』は大変注目され……といきなりウィキペディアからのコピペで書き出してみましたが、上司に「会社のアレがアレで安くいけるから行こうよ」と誘われ、まったく興味がないのにも関わらず、US3の来日公演に行ってきました。ライヴは楽しいわけでも、かといって退屈なわけでもなく(ラッパーの一人が始めたへたくそ過ぎるブレイク・ダンスには辟易しましたが)、トランペットの人が上手で「わー、上手ー」って思っているうちに終わりました。





 正直、今回は彼らのパフォーマンスが目的じゃなくて「ジャズ・クラブってどういうとこなんだべか?」と田舎っぺ根性まる出しで足を運んでしまったのですが、初めて行ったモーション・ブルー・ヨコハマは客席もガラガラで(もっと人気のアーティストが出演している日は違うのかもしれないですけれど)なんだかジャズという音楽が今陥っている悲惨な状況みたいなものを象徴しているかのように思えてなりませんでした。そこには不況の煽りを受けまくっている荒涼感さえ含まれていたかもしれません。その感覚はライヴをやっていない間にステージ中央のスクリーンに映し出されている、都内のジャズ・クラブの宣伝映像を眺めているうちにどんどん強まってしまいます。「こんなのよっぽど暇な人じゃなきゃ聴きに行かないよ!」というラインナップ。





 こういった手のかかった料理とともに音楽を聴く系のジャズ・クラブで演奏されているジャズと、料理が出てこないジャズのライヴ・ハウスで演奏されているジャズとでは、ほとんど違うジャンル、と言って良いほど音楽に違いがあるのだなぁ、というのも勉強になりました。で、前者の方は「聴くなら録音で良いや!」って個人的に思う。





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