アリストテレス『ニコマコス倫理学』(上)

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ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)
アリストテレス
岩波書店
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 アリストテレス強化期間。岩波新書の『アリストテレス』で助走をつけて*1、早速『ニコマコス倫理学』に突入。この作品は、アリストテレスの息子、ニコマコスが編纂した倫理学についての著作で、別に「ニコマコス倫理」という特別なものではない(ということを最近になって知った)。内容のほうは「どんな技術も、研究もなんらかの『善』に関連してるんだぜ」→「そもそも『善』ってなんですか」→「それは徳の高い生活をすることだよね」→「徳ってなんですか」→「そりゃあ、中庸のことですよ。過ぎたるは及ばざるが如し、って言うしさ」っていう感じで、アリストテレスは中庸を推奨する。中盤はひたすらいろんな性質における中庸について探求している。読んでいると、こんなにもしつこく中庸、中庸、といい続けるこのオッサンはなんなのであろうか……とゲンナリくるのだが、随所に興味深い部分があり、読みきれた。プラトンを読んだときもそうだったが、このへんの古代ギリシャ哲学の著作を読んでると「そうだ! 俺も徳の高い生活をしなきゃ!」とか思ったり思わなかったりする。






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