《春の祭典》の再創造

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 またヤバい映像を見つけてしまった……。ピエール・ブーレーズ/パリ管弦楽団による《春の祭典》。イーゴリ・ストラヴィンスキーのこの作品といえば、もはや20世紀音楽の代名詞のひとつにもなっており「何をいまさら……」と思われるかもしれないが、この再演はオリジナル初演時のスキャンダルを再現するかのような衝撃力を持っている。


 古代の闘技場を模した舞台の上で、躍動する筋肉の動き、あとホンモノの馬を贅沢に使用した演出が、否が応でもジョジョ第2部のジョナサンVSワムウを思い起こさせ、今にも「流法!神砂嵐!!」という力強い叫び声が聞こえてきそうである……とこれ以上、つまらない冗談は止しておくが、やはりこういうものにかける情熱はフランスという国は狂気染みたものがある。


 この《春の祭典》、最後までアップされていないのが本当に惜しまれる(誰か続きをアップしてくれ!)。オリジナルでは「最後は生贄に捧げられた乙女が踊りながら死ぬ」という話になっているはずなのだが、この演奏ではどうやらフランク・ザッパそっくりの男が殺されてしまいそうな雰囲気。ザッパは最後どうなるのか……?その辺が非常に気になる。


 演奏はパリ管が「やっぱり現代音楽とかこういう激しいものって苦手なんだなぁ」という感じで、激しいリズムの運動をややもたつきながら演奏しているのが生々しく逆に良い。リズムに摩擦力みたいなものを感じる。あと、やたらとバスクラの音が大きく録られていて、すごく『ビッチェズ・ブリュー』です。





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