ジョン・ケージ対……

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 ジョン・ケージ対ローランド・カーク。循環呼吸を駆使してひたすら切れ目無く長いソロをとったり、変な笛吹いたり、サックス3本同時吹きしたりと大活躍のローランド・カークVSジョン・ケージの語り。この盲目のミュージシャンは私にとって、アルバート・アイラーとともに「ジャズ界謎のミュージシャンの二台巨頭」とでも言うべき存在である。いでたちは確かにジャズ的なのだが、奏でられる音楽は「ジャズなのか……?」と首を傾げたくなるようなもののように思う。彼らの音楽はジャズという言葉に、うまく結びついていかない(逆に言えば、マイルス・デイヴィスはいつだってジャズを演奏する人だった、というように感じる。本人がなんと言おうとも)。音色/息遣いの荒々しさは洗練されたものとは言いがたい。むしろ、野蛮にすら思える。「ジャズはアメリカの民族音楽」と主張するなら、これがオリジナルの形なんじゃないか、って錯覚するぐらいに。



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UbuWeb Sound :: John Cage

 Ubuwebより。こちらのジョン・ケージのページではなんと「ジョン・ケージ対サン・ラ」という音源が聴ける("John Cage Meets Sun Ra")。ここでもジョン・ケージは語り、というか声を使ったパフォーマンスをおこなっている。ケージによる音節を長く伸ばした言葉や、ホーミー的な発声方法(あんまりうまくない)に絡むのは、サン・ラのシンセサイザー。正直「これはあんまりだ……この組み合わせは飲み会の話のネタぐらいにしかならないだろ……」っていう感じだけど、サン・ラがむちゃくちゃに弾くシンセの音はとてもカッコ良い。キース・エマーソンよりずっと良い。



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