大変見苦しいエントリを書いてしまったので、最近聴いてあらためて良いな、と思った曲の紹介でもしてお茶を濁しておきます。
デヴィッド・ボウイの「Subterraneans」。こちらはブライアン・イーノがプロデュースしたいわゆる「ベルリン三部作」の第一作『Low』というアルバムの最後に収録されている曲。この曲はボウイが作曲にクレジットされているんだけれど、音はイーノのアルバムみたいな感じ(っていうか、ほとんどイーノが作ってるんじゃないかって思う)。特にロバート・フリップとの競作『The Equatorial Stars』を強烈に想起させます。これは2005年のアルバムで、『Low』は1977年。30年近くの時間の隔たりがあるのに、変ってるのは機材だけで、イーノの音(というか音作りに対するヴィジョンのようなもの)は不動なんじゃないかって思った。
David Bowie
Virgin (1999-09-28)
売り上げランキング: 72217
このアルバム、聴けば聴くほど不思議なアルバムだと思う。ボウイの歌なんかほとんど入ってないのに「デヴィッド・ボウイのアルバム」として売り出しているのがすごい。
プロデュースがどういうものか詳しくないのでこのエントリに適当なコメントではないかもしれませんが、「ベルリン三部作」のプロデューサーはボウイとヴィスコンティです。
返信削除ヴィスコンティのインタビュー(http://www.bowiewonderworld.com/features/tvuncut.htm)では
「Does it still annoy you that some people still think Eno produced the ’Berlin’ albums?」に対して「Yes.」と答えているのでコメントしてみました。
えー!!そうなの!!!ってライナーノーツ見てみたら、ホントにボウイ&ヴィスコンティって書いてあった!!!じゃあ、こんなにイーノの音がするのに、ヴィスコンティは何をやっていたんだろう……。
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