Louis Cole / Album 2

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アルバム 2
アルバム 2
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ルイス・コール
BounDEE by SSNW (2013-05-08)
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南米の良質音楽(アントニオ・ロウレイロや、キケ・シネシ、カルロス・アギーレなどなど)をリリースしているレーベルNRTからの新譜。今回はアメリカはLA出身の26歳、ルイス・コールのセカンド・アルバムである。「ブライアン・ウィルソンを彷彿とさせる」というキャッチが気になって聴いてみたら、おお、これはまさに21世紀のソフト・ロックではないか、と非常に腑に落ちる内容であった。

冒頭、初期のシェーンベルクのようなロマン派末期的ストリングスから始まるのでなにごとかと思うが、その後はロー・フィデリティなサウンドメイキングに包まれた最高のポップ・アルバムである。ストリングス、コーラス、パーカッション、そしてベース・ラインから『Pet Sounds』だわ、これ、というのはビンビンに感じつつ、音像の荒れた感じは(ライナー・ノーツで高橋健太郎さんが書かれてるとおり)ベックっぽくもあって、すごく良い。『Pet Sounds』をまるっきりパクっているだけならば、面白いね、で終わりなんだけれども、それだけじゃないサムシングがあるんだよな。さっき、これを聴きながらシャツのアイロンがけをしていたら、あー、日曜日が終わってしまうー、とおセンチな気持ちになってしまったりもした。

ルイス・コールは、もともとはセッション・ドラマーとして活動しており、フライング・ロータスがらみの人たちやブラッド・メルドーとも共演歴があるそう。たしかなテクニックを持つドラマーで、独自の音楽感を作り上げているマルチ・プレイヤー(ヴァイオリンやチェロまで弾く……)というプロフィールは、アントニオ・ロウレイロとも重なる。こういう人を見つけて、リリースしてくれるレーベルがあることはありがたいことですよ。

関連

  • Louis Cole / NRT.JP
    • 日本盤レーベルでの紹介ページ。Youtube動画の曲紹介などもあります。「Bellow the valleys」はド名曲。

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