編集協力した本が出ましたよ! 『知のミクロコスモス: 中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』

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さきほど帰宅したら恵投いただいた本が届いておりました(ありがとうございます!)。ヒロ・ヒライさんと小澤実さんの編集による『知のミクロコスモス: 中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』は、2011年の夏に立教大学でおこなわれたシンポジウムをもとにした論文集。この本、わたくし、編集協力で関わっております。
スペシャルサンクスにもこの通り、名前が載っております。
編集段階で12本の論文にはほぼすべて目を通させていただきました。自分が本作りに参加したから贔屓しているわけではないけれども、この本、すごく面白いです。

全体は4部にわかれている。説教理論、記憶術、ルーン学、プロフィール肖像、怪物、聖餐論、スピノザ主義(とその反対者たち)、アリストテレス主義者、霊魂論、ベイコンの健康法、南蛮時代の霊魂論、キリシタンにおけるパライソ……論文の主題となっているテーマは非常に多彩でありながら、時にはセクションをまたいで関連しあっているのがとても魅惑的なのです。しかも、3700円という信じられないお値段。400ページ近くある学術書がですよ。値段を聞いたときにちょっと信じられなかったですね。

教科書的・入門書的な本ではないのだけれど、これだけ一本一本が面白いと「インテレクチュアル・ヒストリーってなんでちゅか〜?」という人でも、歴史上にこんな面白い知的世界があったのか、そして、こんな世界を研究している人たちがいるのか! という驚きに出会ってしまうハズ。なので、研究者の方々に限らず、いろんな人に手にとっていただければ良いな、と思います。わたしへの協力要請も「研究者じゃなくても読みやすい本を作ろう!」という意図からでした。そういうわけで本書は、新しい知の世界が開かれまくった本なのです。

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