伊丹十三 『女たちよ!』

0 件のコメント
女たちよ! (新潮文庫)
女たちよ! (新潮文庫)
posted with amazlet at 14.03.28
伊丹 十三
新潮社
売り上げランキング: 9,714
我が家の伊丹十三特集はまだ続いている(たまたま仕事で松山にいったのだが、そのときにちょうどこの本を読んでいた。伊丹十三記念館には行ってません、仕事なので)。このエッセイにあらわれた伊丹十三のホンモノ志向・軽妙洒脱ぶりは『ヨーロッパ退屈日記』と変わらず。ビシッと「あなたたち、美しくないですよ」「カッコ悪いですよ」と指摘しているところがカッコ良いのだなあ。解説では1968年に本書が初めて世に出た当時の衝撃について池澤夏樹が記している。これは明治維新以来成長とともに身につけた「ニセモノっぽい西洋」を鋭く指摘した挑戦的な書であったのだ。『ヨーロッパ退屈日記』の感想にも書いたけれど、そのスゴさは時代を超えて伝わってくる。実に、実にカッコ良いぞ、伊丹十三。

0 件のコメント :

コメントを投稿