Number Girl / 記録映像 LIVE 1999-2002

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記録映像 LIVE 1999-2002 [Blu-ray]
ユニバーサルミュージック (2015-06-24)
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昨年ぐらいからNumber Girlのアルバムのリマスター再発が続いており、本作も「未発表・発掘ライヴ映像集」として発売されたBDである。未発表、と言いつつも、1999年のライジングサンのライヴや、2001年のフジロックの映像はテレビで放映されていたはずでYoutubeで一部を観たことがあったが、時期的には最後の2002年のライヴとまとめてみるとこのバケモノじみたバンドの全貌をうまくパッケージングした映像集になっている、と思う。3枚のスタジオ・アルバムにそれぞれのライヴが対応している。1999年は(メジャーでの)ファースト発表後、2001年はセカンド発表後、2002年は解散直前といった具合。たった3年間のあいだにバンドの音はもちろん、ステージ上でのパフォーマンスも変貌していくのが大変興味深い。収録されているディスクの順番通りに見れば、2002年 → 1999年 → 2001年という時間の辿り方をするのだが、2002年のキレキレっぷり、そして解散直前の音楽的な成熟(と次に向かっている感じ。その将来像はバンド解散によって霧消するのだが)から1999年に移ると、途端に1999年のものが初々しいものに思える。いや、この時点でバンドとしてのステージ数は相当なものになっていたハズだが、それでも向井修徳の表情の作り方にはややカブき方めいたわざとらしさを感じてしまった。若さと「これからメジャーで天下取ったるゼ」的な雰囲気をビンビンに感じる。あと、1999年の観客、2001年の観客の姿がよく写っているのだが、顔や髪型に「一昔前」感を強烈に感じてしまい、それはそれでショックに感じた。バンド解散直前には「ほとんどダブ・バンド」みたいになっている瞬間があるのだが、その片鱗は2001年のライヴからあった。スタジオ盤以上に「なるほど、こういうバンドだったのか」と理解が進むプロダクトだと思う。思い出を振り返るものでしかない、とも言えるけれども。


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