カール・マルクス『資本論』(五)

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資本論 5 (5) (岩波文庫 白 125-5)
マルクス
岩波書店
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 今年はじめた「マルクス・マラソン」、『資本論』全9巻を何とか折り返す。巻を進めるごとに読み飛ばすページが増え、読んでいる間の苦行感は増していくばかりでそろそろしんどさを増していく。読みながら多くのマルクス挑戦者がなぜ挫折しなくてはいけなかったのかなどを考えてしまった。1~3巻までとは違って、4巻からは分析というよりは、その証明の部分に文章が割かれているのが原因なのか。根っからの文系頭には数式が出てきた瞬間に「ああ、もうダメ!」と思ってしまい、次第に自然と「読まなくても良い部分」と認識していることに気がついてびっくりしてしまう。どうすれば読めるようになるのか。ちゃんと頭を使って読まなければならないのだろう。そういった余裕がない人には、マルクスの分析だけを要約したような本のほうがためになるような気さえしてくる。このままでは「『資本論』を読んだ」という事実が、本当に「読んだだけ」という何の意味もない事実にしかならないので、大変である。


 本の四分の一ぐらいは「アダム・スミスとその一派たちがいかにダメな分析しかしていなかったか」を延々と語っている部分。これもちゃんと読むことができないので、どこがどう間違っているのかよくわからない……。本当に無意味な読書の時間を費やしているようで泣きたくなったが、後半はどういう風にして資本は拡大し再生産されていくのか、みたいな話。これも1~3巻までで似たような話がされているんじゃないか……と思いつつも、よくわかんねぇ……で、泣きたくなった。経済学の本って読んだことないんだけど、こんなに難しいの?――これまで親しんできた社会学とはまるで別な言語で語られる分析と証明に死にたくなるほどの絶望感を与えられました。読み方が全然わからないよ。





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