六本木ヒルズ52階の展望台で開催されているアクアリムにも足を運んだ。特に展望台での開催ならでは!という点はナシ。が、なんか内部にナイトクラブみたいな雰囲気のスペースがあり、パイオツカイデーのチャンネーがいたら最高だったのにな、ギロッポン!みたいな(よくわかんないケド……)。
思いっきり協賛はペリエなんだけども、会場に設置されているスピーカーがドクター・スリーの無志向性型スピーカー*1で、そっちのほうに興味が湧いてしまった。以前にピエール・ブーレーズの《二重の影との対話》という作品の実演に触れたとき、録音されたクラリネットの音を飛ばすのに使用されていたのを思い出す。
そのスピーカーから流れてたのは、アンビエントな感じのヤラしい音楽。やっぱさー、シャレオツな場所でアンビエントとか流すと途端に「やーねー」って感じがしちゃうよねえ。なんっつーか、その場違いな感じがしない感?定番感?――それは発想の貧困さを見事にあらわしてるんじゃねーのか、って思うね。あるいは「こういうの流しとけば良いだろ?貧乏人にはこういうの与えておけば、オサレーって思うんだろ?」っていう感じ?そんなんだったら、スロッビング・グリッスルとか灰野敬二とか流して欲しいよ。そのほうがデカダン的で良いじゃないか……。
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