ジョン・ウー監督作品『レッドクリフ』

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 (三国志についてまったく知らない私が)『レッドクリフ』を観てみた。むちゃくちゃ金がかかけて「なんかお人よしのオッサン(劉備)のために、オッサンたちがいっぱい頑張る映画」を作った感じが最高。観たのは吹き替え版だったんだけど冒頭から「ここまでの流れ」(『三国志演戯』の後半ぐらいから話が映画は始まっている、らしい)の説明が入り「説明から入るって斬新!」と思った。が、たぶんこれは日本版で特別に挿入された部分じゃなかろうか。ちょっとウザったいぐらいにこういった親切が効いていて、三国志を知らなくても楽しく観れる。しばらくスクリーン上から消えていた人物が再登場したときに、説明の字幕が入ったりして「こいつだれだっけ!?」と不安になる心配もない。


 とにかく濃厚な殺陣シーンが素晴らしく、ぶっちゃけそれ以外はかなりこじんまりとしている風にも思えるような映画なのだが、そのメッセージ性の無さが素晴らしい。『ワイルド・バンチ』ばりにスローモーションを駆使して血飛沫が舞い、今日で一生分の「槍が人体を貫通する映像」を観た気がした。劉備軍の猛将たちの強さが超人的に描かれており痛快。飛んできた槍を掴んだり、面白い顔のオッサンが奇声をあげながら馬に体当たりするのがツボで爆笑しっぱなし。もしかしたらこんなに笑った映画、久しぶりかもしれない……。


 2部作なので後半は来年4月公開とのこと。結構、続きが楽しみ。ちなみに面白シーンの数々は公式サイトのキャストのページでほとんど観れてしまうので、びっくり。





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