坂本慎太郎/幻とのつきあい方:地面から15センチ浮いてる感じ、良いですよこれは

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幻とのつきあい方
幻とのつきあい方
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坂本慎太郎
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2010年にゆらゆら帝国が解散したときは「へえ~、解散したんだあ~」とまったくの他人事であって、坂本慎太郎がソロ・アルバムを出すと聴いても「へえ~、出すんだ~(買っておくか~)」ぐらいの関心でしかなかったのだけれど、届いたものを聴きだして素晴らしいではないですか~、これは~、ゆら帝まで遡って聴いちゃうぞ、と思った次第。今更なんですが、こんな歌詞でこんな歌声で、こんな音世界を立ち上げられる人が今のご時世、生きにくくて仕方がないのでは、と勝手な心配さえ抱いてしまいます。とても貧しい一言で言うならば「サイケデリア」なのでしょうけれど、歌声から受ける印象はどこまでも醒めきっている、そう、ジャケットの坂本慎太郎氏の視線も挑発的であって、リスナーの背後に立つ霊的存在を見透かされており、精神的ステージにおいて別次元に立ってしまわれているのは明らかなのです。天まで届く開放感ではなく、地面から15センチメートル浮いてる感じ。密室的なのだけれど、空き地のような広さ。遠くて近い神にも似た矛盾したイキフンが素晴らしいです。初回限定版はヴォーカル・トラックを抜いたインスト盤がついています。坂本氏の声がないだけで、こうまで印象が変わるか、と驚きですが大変ゴキゲンなモンド・ミュージック(あるいは、スーパーで流れてる謎ミュージック)のようである。






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