Bang on a Can 25th Anniversary - Free CD download
ニューヨークで活動を続けている現代音楽アンサンブルグループ「Bang On A Can」の新譜が結成25周年記念企画として、1月25日までフリーダウンロードできるようになっています(CDの発売は、2月28日。CDにはオランダの映像作家、Marijke van Warmerdamの映像がついてくるんだとか)。新譜はコンロン・ナンカロウの自動ピアノのための作品を、人力の器楽アンサンブルへと編曲したものやアメリカの若手作曲家の作品が取り上げた2枚組。ナンカロウのジャズやブルースがポリリズムを奏でる雑多でむちゃくちゃな作品がこのなかでは異色な感じですが、他は良くも悪くも「ポストミニマル」というか「ポストクラシカル」的な内容。こいつら一生こんな感じなのかな、と思わなくもないですが、アメリカのピューリッツァー賞音楽部門の受賞者のメンツをみれば、こんな感じの人たちがそこそこ人気で、評価されるのも納得でしょうか。
私は全然知りませんでしたが、Dominoからアルバムをリリースしている、Dirty ProjectorsのDave Longstrethの曲も3曲取り上げられています。この人の曲が一番「ポストミニマル(笑)」感がある。彼の楽曲はBattlesとかあの辺の音も彷彿とさせるのですが、バンドのほうとやっていることにあんまり違いがないような気がして、その一貫している感じは面白いのかも。
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