伊丹十三 『問いつめられたパパとママの本』

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問いつめられたパパとママの本 (中公文庫)
伊丹 十三
中央公論新社
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伊丹十三による異色のコラム集と言ってよいだろう。「赤チャンハドコカラクルノ?」、「空ハナゼ青イノ?」、「オ昼ナノニドウシテオ月サンガ出テイルノ?」など子供に問われたらパッと説明できない問題に対して、子供でもわかるような理屈と例え話で、科学的な説明をしてみせる、という本。俗説の訂正のなかには、自分でも思い違いをしているものがあって、なかなか勉強になった。

単行本がでたのは1968年だと言う。もともとは『婦人公論』での連載らしいのだが、なぜ、伊丹十三がこういう文章を書かなきゃいけなかったのかはよくわからない。この時代、このマルチタレントな人物に、どういう社会的(?)要請があったのか。仕事の幅が広すぎて改めて驚かされてしまう。

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