Lilián Saba & Marcelo Chiodi / Sol y Luna

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Sol Y Luna
Sol Y Luna
posted with amazlet at 14.11.12
Lilian Saba / Marcelo Chiodi

カルロス・アギーレ主宰のレーベル、シャグラダ・メドラの作品を聴いた。アルゼンチンの女性ピアニスト、リリアン・サバと、管楽器奏者、マルセロ・チオーディによるデュオ名義のアルバムである。チオーディは、フルートとケーナの素晴らしい奏者なのだが「ケーナってこんなすごい表現力ある楽器なのか」と驚いてしまった。ほら、東京のちょっと大きな駅の広場なんかに、マントをまとった南米系の方がカラオケの伴奏にあわせてケーナを吹いている様子がよく見られるではないですか。あの侘しい感じ、ダサい感じとはまるで別物である。

拙ブログで、アルゼンチンやペルーなどの音楽を語る際に「モダン・フォルクローレ」というテクニカル・タームを用いることがあるが、実際のところ、どういう音楽なのかよくわかっていないのが、実情である。フォルクローレと聞いたら「コンドルは飛んでいく」のイメージが強すぎて、カルロス・アギーレが「フォルクローレだ」と言われても、乖離が大きすぎて、よくわからなくなってしまうのだった。が、本作のブックレットにはザンバとかチャカレーラとか、ちゃんと楽曲の形式について書いてあったのだった。そうか、こんなにジャズっぽかったりしても、伝統的な形式にそった音楽なのだなあ、と思う。

(Allá lejos y hace tiempo)

本作の一番の聴きどころは、リリアーナ・エレーロのヴォーカルを加えた「Allá lejos y hace tiempo」。なんだこの渋みのある声は……。

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