パガニーニの主題による……

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 ヴァイオリン奏者であり作曲家だったニコロ・パガニーニの《24のカプリース》をヤッシャ・ハイフェッツが演奏している映像。速いボウイングのときの鋭い音がとてもカッコ良い(指を離したら、そのまま2階席まで飛んでいきそうな速度である)。この作品は、後にさまざまな作曲家によって主題の変奏がおこなわれていることでも知られている。Youtubeを観てたらいろいろあったので折角なので貼っておこう。



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 エミール・ギレリスが演奏するヨハネス・ブラームス作曲の《パガニーニの主題による変奏曲》。ドラマティックなロマン派の調べが素晴らしい(この作品、ブラームスの作品のなかでもかなり華やかなものではないだろうか)のだが、この動画ですごいのはやはりギレリスの演奏である。「ピアノってこんな音だっけ……?」と思うほどパーカッシヴな強烈なタッチ。しかし、超エレガント。



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 すごいピアニストといえば、こちらのファジル・サイによる《パガニーニの主題による変奏曲》もすごい。高速テンポにジャズ風アレンジ――ただし、音色は全然ジャズじゃなくてクラシック。あと弾いている顔が最高。



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 もうひとつジャズ風なのはアレクサンダー・ローゼンブラット(ニコライ・カプースチンの弟子らしい)によるもの。なんかものすごい野蛮な感じ。ノッてるときのチック・コリアみたいだ。パガニーニの主題をガーシュインっぽくアレンジしたり、バッハっぽくアレンジしていて面白い。



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 ブラームスのものと並んで有名なのはセルゲイ・ラフマニノフによる《パガニーニの主題による狂詩曲》だろう。こちらの演奏は、ピアノがミハイル・プレトニョフ(この人は最近指揮活動ばっかりしている)。棒を振っているクラウディオ・アバド?現在とは比べ物にならない元気さなのが泣ける。この作品を聴いているとラフマニノフが、どれだけチャイコフスキーの影響を受けているかが分かる。



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 ポーランドの作曲家、ヴィトルド・ルトスワフスキの《2台のピアノのためのパガニーニの主題による変奏曲》も面白い。パガニーニの主題を思いっきり歪ませて、斬新な味付けをしているところにファジル・サイと似たものを感じてしまう。


 他にもリストのとか、ロッシーニのとかあるけど疲れたので終わり。





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