Otomo Yoshihide Bill Laswell Yoshida Tatsuya
Tzadik (2006/04/18)
2005年NYで行われた大友良英、ビル・ラズウェル、吉田達也によるスタジオ・セッション。「ロック・インプロヴィゼーション」と銘打たれているだけあって、ここでの大友良英のギターは結構明確なリフっぽい。ビル・ラズウェルのベースはいつもと変わらず、ブリブリ言ってる。「SOUP」の延長線にあるというか(ドラマーが芳垣安洋じゃないけど)。
RUINS、高円寺百景、是巨人…など吉田達也のバンドはいくつか聴いているけれどいまいちどれもハマらず、彼のドラムも好きになれないでいる。でもなんか、ソロのときにキュッと筋肉が締まって超高速フレーズが打ち込まれる瞬間だけは「なーんか、似た様なものを聴いたことがあるなー」と思いつつちょっとしたフックを感じていて、その既聴感はメシアンと繋がっている。
「メシアンのピアノ曲で長い持続音の後にやってくる、高音の激しいトリル」と「吉田達也のキュッと締まってるときのドラム」、(あくまで私の中で)似てるってだけでただそれだけなんだけど。
追記:http://www.youtube.com/watch?v=IAFUQOE8sTw (赤天のライヴ映像。すげー笑った)
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