よくわからないが面白かったジャズ・フュージョン再発

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しばらく前から新宿のタワーレコードのクラシックとかジャズとかのフロアにいくと、エレベーターであがっていったちょうど目の前に50枚以上のCDが入る大きなCDプレーヤーがおいてあって、ジャズの廉価再発のシリーズが一挙に試聴できるようになっている。なかには「初CD化!」みたいなものも置いてあって「よくわかんねーな、誰だ、これは」と思いながら、カッコ良いジャズ・フュージョン系の音源を探して買うのがちょっと楽しい。本日はそこで買ったものから何枚かご紹介。

ミュージック・イズ・マイ・サンクチュアリ(聖域)
ゲイリー・バーツ
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ゲイリー・バーツはマイルス・デイヴィスのグループにも参加(『Live Evil』など)していたサックス奏者で、このソロ作(1970年)はソウル & ファンク色が濃厚な一枚だが、ほとんどスピリチュアル・ソウルと言ってもよろしいのではないだろうか、という。なにせ『Music Is My Sanctuary』である。ここでのゲイリー・バーツはヴォーカルまで披露していて、そのヴォーカルがサックスよりも達者に聴こえる……。参加ミュージシャンはエムトゥーメに、エディ・ヘンダーソンに、デイヴィッド・T・ウォーカーとかなりリッチな感じ。



アウト・オブ・ザ・ロング・ダーク
イアン・カー
EMIミュージックジャパン (2011-12-21)
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イアン・カーは「イギリスのマイルス・デイヴィス」的な扱われ方をしているジャズ・ロックの人で、彼が結成したニュークリアスは『In A Silent Way』期あたりのマイルス・グループを何倍も白っぽくして、ポリリズムを変拍子に置換して、水っぽい感じにしたグループ。1979年の『OUT OF THE LONG DARK』は、そうした性質が超ソフィスティケイトされたものとなっている。『Elastic Rock』しか聴いてなかったんだけども、これはイギリス・ジャズ・ロックの大名盤という感じがしますね。ソフト・マシーンの四枚目、五枚目に近いヌケ方をしている。



スカイ・アイランド
スカイ・アイランド
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カルデラ
EMIミュージックジャパン (2011-12-21)
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カルデラはリターン・トゥ・フォーエヴァーとウェザー・リポートに、アース・ウィンド & ファイアのギャラクティック・ソウルをフィーチャーした感のあるラテン・フュージョン・バンド、という感じらしい。アメリカに住んでたラテンアメリカ系のミュージシャンたちによって結成されてて、まあ、どこの国の色が濃いとかはないんですが、ラテン・パーカッションがガンガンに鳴っていれば「ラテンっぽい」というのは結構いい加減である。『Sky Islands』(1977年)はEW & Fのラリー・ダンがプロデュース、ジャケット写真は長岡秀星だそうです。


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