昨年の6月に結婚披露宴をやったのを境に、急激に体重が増え始め、原因はといえば酒量が増加しているのと運動を止めてしまったこととで明らかなのに、現実を見てみぬ振りをしていたんですけれども、高度成長期の日本のごとき神武以来の体重上昇は「お尻に妊娠線的なものが発生する(肉割れ、というらしい)」、「パンツのゴムのうえに柔らかいなにかがのっている」、「気がついたら語尾が『ブヒ〜』になっていた」などの醜悪な弊害を発生させていたため、フランス旅行から帰国した日からランニングを再開していたのだブヒよ。
それから2週間、やりはじめるとハマってしまう性格だし、かつて習慣的にやっていたことはすぐに身体が思い出してくれることもあって、今日で6回目、大体1度に9km弱を走るので走行距離が50kmを超えた。体重はすでに2kgほど落ちた(もちろん走った直後、水分が身体から出ているときに計測した数字ではない)。1度に消費されるカロリーは、550kcal〜600kcalぐらい。体重1kgを減らすのに必要な消費カロリーは7000kcal弱と言われており、少なく見積もっても本日で3300kcalほどしか消費していないのに2kg減っているのは、一日のスケジュールのなかに、ランニング、という習慣が入り込んだおかげで、家での飲酒量が激減したことによるのだろう。
平日はランニングがしたいという理由により、なるべく残業をしないようにガーッと仕事をやって定時ちょい過ぎに帰り、夕食を食べたり、軽く家事をしたりする。で、お腹がこなれるまでラテン語なり数学なりを勉強してると22時過ぎてるので、それから1時間弱走る。帰ってきたら即風呂、即就寝。ビールのプルタブをプシュッとやる時間的余裕がどこにもないのである。結構禁欲的だが、ビールを買わない、飲みにもいかないとお金も減らないし、とても良い(とっても良いブヒ〜)。
あと今はランニングの実績管理にiPhoneアプリの「RunKeeper」というのを使っていて、これがとても良い。GPSでコースと距離と高低差、1kmごとの平均速度や全体の平均速度とか消費カロリーとかを記録してくれる。似たようなアプリはいくらでもあるので、ぶっちゃけなんでも良いのだけれど、こういうのがあると「自分がどれぐらい頑張ると、どれぐらいの速度で走れる」という風に肉体感覚と数字が結びついていく感じがして楽しい。まるでマン・マシーンのような気分になれてカッコ良い。だいたいランニングは極端にシンプルな運動であって、はっきり言って退屈にもほどがある。
ランニングは以上の4原則を守るだけで、成立してしまう。2番目のポイントがちょっと難しそうだが、これも
それから2週間、やりはじめるとハマってしまう性格だし、かつて習慣的にやっていたことはすぐに身体が思い出してくれることもあって、今日で6回目、大体1度に9km弱を走るので走行距離が50kmを超えた。体重はすでに2kgほど落ちた(もちろん走った直後、水分が身体から出ているときに計測した数字ではない)。1度に消費されるカロリーは、550kcal〜600kcalぐらい。体重1kgを減らすのに必要な消費カロリーは7000kcal弱と言われており、少なく見積もっても本日で3300kcalほどしか消費していないのに2kg減っているのは、一日のスケジュールのなかに、ランニング、という習慣が入り込んだおかげで、家での飲酒量が激減したことによるのだろう。
平日はランニングがしたいという理由により、なるべく残業をしないようにガーッと仕事をやって定時ちょい過ぎに帰り、夕食を食べたり、軽く家事をしたりする。で、お腹がこなれるまでラテン語なり数学なりを勉強してると22時過ぎてるので、それから1時間弱走る。帰ってきたら即風呂、即就寝。ビールのプルタブをプシュッとやる時間的余裕がどこにもないのである。結構禁欲的だが、ビールを買わない、飲みにもいかないとお金も減らないし、とても良い(とっても良いブヒ〜)。
あと今はランニングの実績管理にiPhoneアプリの「RunKeeper」というのを使っていて、これがとても良い。GPSでコースと距離と高低差、1kmごとの平均速度や全体の平均速度とか消費カロリーとかを記録してくれる。似たようなアプリはいくらでもあるので、ぶっちゃけなんでも良いのだけれど、こういうのがあると「自分がどれぐらい頑張ると、どれぐらいの速度で走れる」という風に肉体感覚と数字が結びついていく感じがして楽しい。まるでマン・マシーンのような気分になれてカッコ良い。だいたいランニングは極端にシンプルな運動であって、はっきり言って退屈にもほどがある。
- 車や人にぶつからないようにしながら
- 自分の身体を壊さないフォームで走ることを気にしつつ
- 一定の目標(一定のスピード、一定の時間、一定の距離……なんでも良い)に向かって
- 走る
ランニングは以上の4原則を守るだけで、成立してしまう。2番目のポイントがちょっと難しそうだが、これも
を熟読したうえで、ちょっとずつ意識することができれば、すぐに身に付いてしまう(上記は高橋書店のこの手の運動本で『クロールがきれいに泳げるようになる!』と並ぶ名著と言えよう)。速く走れるかどうかも、フォームを意識して走ることに尽きてしまうし、あとは練習あるのみの世界のなので音楽聴きながら走るなり、なんらかのツールでデータを取るなりしながらじゃないとなかなかツラい(理想を言えば、走りながら本を読めれば良いんだが……これはすぐに車に轢かれて死んでしまうだろう)。
ただ音楽を聴くにしても、iPhoneアプリを使うにしても、そうした電子機器をどのように持って走るのかはちょっとした問題になる。ポケットに入れれば良い? それは、走っているときにユサユサして邪魔になる。あと激しく走ったりするとポケットから知らないあいだに落ちていたりして怖い。そもそもタイツみたいな下半身のウェアを身につけていると、ポケット自体がない。手にもって走るのも、ちょっとアレだ(汗でiPhoneがベショベショになるし、やっぱり落とす可能性がある)。
よって、こういう小物入れが便利である。これだと腕にガッチリ固定できてブレないし、フォームにも影響しない。飲み物のボトルを装着できるタイプのものもあるが、10km弱のランニングであれば水分補給をしなくても余裕で走りきれる距離なので邪魔。家の鍵とiPhoneが入ればそれでいい(もしものときに小銭をちょっと入れておくと良いのかも)。あと小さいので洗濯機にぶち込んで洗っても問題無さげ(ホントはダメかも)なのが良い。これもさまざまなメーカーから出ているが、アシックスのが安い気がする。写真のはマジック・テープで着脱するモデルだが、現行品はないっぽい。マジック・テープだと他のモノと洗ったときに、くっ付いちゃうのがアレ。
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asics(アシックス)
1個しか持ってないと1個を洗っているときに不便するので、最近こっちのを買い足した。これはバンドがゴム調整式なので、バリバリ言わず「支払いは俺に任せろ バリバリ」とかにもならない(iPhone4をいれてほんのちょっと余裕があるぐらい、iPhone5は入らないかも)。鍵とか入れることを考えたらもうちょい大きいのが良かったかもしれないが、鍵はキーホルダーのリングを指にひっかけたりすれば、手に持ってても落とさないので良しとする。
あと、髪の毛が長めだと、走っているときにバサバサなって、電車に駆け込む長い耳の犬か『少年アシベ』にでてきた中華料理屋の店主みたいになるので、帽子をかぶったほうが良いです。写真のはミズノのヤツですが、ほかにアシックスのも持ってる。メッシュ素材のが蒸れないし、汗をかいても重くならない感じがして良いです。ヘアバンドでも髪の毛をなんとかすることは可能ですが、パラダイス銀河感がでてくるので、アレだ。
他のウェアとかもいろいろカッコ良いのがでてますが、皇居の周りを走るならともかく(あれは原宿や渋谷にオシャレして出かけるみたいなものだと思われる)、家のまわりを走るならノー・ブランドのTシャツやハーフ・パンツで良いでしょう。機能性ウェアとかよっぽどのアスリートじゃなければ着ても無駄そう。一方、足回りの選択は重要でシューズに関してはかつてこういうエントリーをあげています。同じメーカーの同じペースで走る人たち向けのシューズでも、ソールの耐久性の違いなどで練習用とレース用でも仕様が違うので、これはマジでスポーツ用品店で人の話を聞いて買った方が良いです。都内近郊であれば、Victoriaとか行ってください。
他の足回りでは靴下はなるべく厚手のもの、それか五本指ソックスだと爪の内出血などのダメージが軽減されると思います(ただし、15kmとかを1kmあたり5分代前半のペースで走れるようになると、どうしても内出血してしまう。私の場合、中指からいってしまう)。
走るときの音楽は、ミニマル・テクノとかが良いですね。最近はカール・クレイグのmixや、Moritz Von Oswald Trioなどを聴いていると、走っているうちに意識の深いところからサムシングが目覚めてくる感じがして良いです。
Vertical Ascent
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