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1年以上かけてWheelock's Latinを一周終えました


Wheelock's Latin 7th Edition (The Wheelock's Latin Series)
Richard A. LaFleur
Collins Reference
売り上げランキング: 5649

はじめたのが昨年の7月とありますから、およそ1年2ヶ月のすえ、Wheelock's Latinの40章まで終えました(いま、おめでとう自分と思いながらワインを飲みつつこのエントリを書いています)。後半は例文も結構難しくてツラく、暗記しなくてはいけない文法事項や変化もひとまずおいてどんどん文章を読むようにしていきましたが、Sententiae Antiquaeのコーナー(キケロやホラティウスなどの名言めいた文章が載っている)が面白かったから続けられました。この古典からの引用は教材用にちょっと易しくなっているところもありますが、箴言・金言がラテン語の響きで読めるようになる、というのはありがたみが増す感じがある。現代でも有名な経営者やスポーツ選手の本には人気がありますが、ライフハック風の箴言・金言が好きなのは古代ローマ人も同じだったっぽいです。

この教材、問題の解答がないのがひとつのネックなんですが、ネットをさがすと英訳の解答例が載っています。たとえば日本の方による40章分の解答例がこちらにある。ただし、こちらは第6版の解答のため、最新の第7版で追加された問題の解答はありません(でも、そんなに追加・変更部分はないのであまり問題になりませんでした)。まあとにかくこの教材は安いし分量もあるし、丁寧だし、なので説明がすべて英語でも、インターネットがあればラテン語を独学で勉強するのも怖くないですよ!

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