Zazen Boys / すとーりーず

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すとーりーず
すとーりーず
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ZAZEN BOYS
MATSURI STUDIO (2012-09-05)
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うおお、ナンバーガール解散から今年で10年目なのかい! ということはZazen Boysも活動からほとんど10年近く経過しているのだなあ……現在のメンバーになってもう5年経ってるのかあ……(ぽわわん)と思わず追憶モードに入ってしまったが、新譜である。丸4年越しの。今回のアルバムでの新しい試みなどについては、各種インタビューを参照していただくとして、このバンド、アルバムを出すごとに、嘘っぽいアーバンな感じを深化させていった、という印象があるのだが、今回は「なんか一周しちゃったな」という感じで、途轍もなかった。

全楽器がユニゾンでガン鳴らされる瞬間の鉄壁のアンサンブルなどは、エルメート・パスコアールか……


と思ったが全然違うし、サン・ラか……


とも思ったが全然違う。とはいえ、バンドが高いレベルで統御されている様子には、上記にあげたジャズの人たちが放つ強烈なカルト臭と同じものを感じるのだった。これは70年代のマイルス・デイヴィスのバンドにも同じことが言えるが、こちらは4人なのにカルト。そして、ガチガチにキマッてるけどクール、熱いけど素面、みたいな相反する要素を音楽から感じ、なんというか平熱で人を殺してしまいそうな恐ろしさがある音楽であるな、と思った。

歌詞もアレだ。最後の「天狗」など極めつけにおかしく、たった一言「あれはもう遠い昔の記憶」というフレーズだけで、なにか、存在しないはずの郷愁のようなものを掻きたてつつ、その後はひたすら天狗の話をする、という異次元レヴェルのセンチメントなのだから、こちらとしては笑いながら怒る人みたいになるしかないのではないか。


あと「天狗」の元には黒田硫黄があるか?


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