アーカンソー・アニメーション・スクール

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http://www.myspace.com/arcansasanimationschool



 何年か前、夜中に友達と飲んで騒いでいながらも、なんとなく釈然としない思いを抱いていた木曜日の深夜、友達と大げさに手を振って別れた直後、ふと通りかかった駐車場の手前にあったゴミ捨て場、そこに捨てられていた安物のストラトキャスター。飲んでいたこともあり、ためらいなくそれを手にして一人暮らしの部屋に戻った。


 翌日に目覚め、どうしてこんなギターを持っているのか不思議に思いながらも、ずっと使っていなかったアンプに試しに差し込んでみた。すこしシールドがいかれているのか、それとも他に何か原因があるのか。鳴った音は、今まで聴いたこともないような金属的な雑音だった。思わず顔をしかめる。しかし、音を何とか調整しようとしていたそのとき、耳障りだったそのノイズがふと心にしみた。


 それがアーカンソー・アニメーション・スクールのすべての始まりだった。今、mk”ザ・スペイシー”666が傷だらけのギターを片手で握り、意味がないように思われる轟音の中に、ひとりよがりかもしれない詩情と思いを重ねる。


 すべてはここから始まる。


 精力的に音楽活動を行いこっそり新曲を発表し続けているあざけり先生プロジェクト*1。そちらの方には私もヘタクソなギターとコード進行を考えるなどで参加しているのですが、先日新たに別働隊として「アーカンソー・アニメーション・スクール(Arcansas Animation School)」という主に轟音ギターを中心とした音楽をやるユニットを立ち上げました(上で引用したのは、あざけり先生による『アーティスト・プロフィール』です)。





 以前より「カッコ良いリズムさえあれば音楽はどんなふうにでも成立してしまうのではないだろうか?」という疑念を抱きつづけていた私ですが、今回の録音では見事にそれが思想的に結晶化しており「(つまらないかもしれないが)そこそこカッコ良くなっている」という素晴らしい結果になりました。「轟音ギター」など良いつつも、テンションの波に乗ってフルにツマミを右にねじったファズとワウを通したギターを弾いているだけなのですが……(録音後、エフェクトをかけている)。





 一曲のレコーディングが30分ぐらいで終わってしまうという適当っぷりですが、これらのことは「ポスト・ロック」――「これ、機材さえあれば誰だって作れちゃうんじゃねーの?」と思わせてくれるアーティスト群としての――に対する抗議声明として受け取っていただければな、と思います。嘘ですが。冒頭に載せましたmySpaceのアドレスから楽曲の視聴、ダウンロードが可能ですのでよろしければどうぞ。




*1:アラン・パーソンズ・プロジェクトを意識





2 件のコメント :

  1. なんでかな きけないよー

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  2. うーん。なんでだろう。プラグインとかの問題かも。

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