日本人の印象は?

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東京に暮す―1928~1936
東京に暮す―1928~1936
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キャサリン・サンソム 大久保 美春
岩波書店 (1994/12)
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ダンナさんが外交官でイギリスからはるばるやってきたキャサリン・サンソムさんの日本印象記。大変面白く読む。8年間も日本に住んでいただけあって、ひょっこり日本にやってきた外人が第一印象の衝撃で書きなぐられたようなものではなく、逆に「うわー、よく日本人のことを観察しているなぁ」と思わされた。「日本の女学生は、靴を引きずって歩くからみっともない」だとか「日本の庭師はトーマス・ビーチャム*1のようだ」だとか、筆者の感性・審美眼によってあれこれ言ってる様子は在日イギリス人版『枕草子』みたいであった。挿絵も豊富。これは西脇順三郎夫人だったマージョリー西脇という画家が書いていているのだけれど、モダーンな感じがしてよい。70年以上前の「日本」そして「「東京」が本の中に存在しているのだけれど、案外今、私が感じる印象なんかとズレが無いのも驚き。あと和食の食べ方も教えてくれる(知らなかったよ。お吸い物を最初に飲んじゃダメだなんて)。




今、分厚くて難しい本を読んでいるので頭がモシャモシャしてきて、気分転換にこういう軽いものを読んでいる。



*1:20世紀のイギリスを代表する指揮者の一人




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