一昨年から開催されている大規模クラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」。公式サイトで今年のテーマが発表されています。
今年のテーマは「民族のハーモニー」。国民楽派を中心としたプログラムが組まれるようです。ベートーヴェン、モーツァルトと来て次は……と想像をめぐらしていたところに「国民楽派」と意表を突かれた感じ。作曲家リストを眺めてみますとドイツ・イタリアの作曲家の名前が皆無。共に第二次世界大戦の敗戦国ですが、これは連合国による陰謀が仕組まれていると考えて良いですか?(よくない)。
聞いたこともない名前が気になる。「アリャビエフ(ロシア)」、「ミレティッチ(クロアチア)」、「クーラ(フィンランド)」、「ヴィカンデル」、「ヒルボリ」(共にスウェーデン)、「ゲーゼ(デンマーク)」、「グリディ」、「トゥリーナ」(共にスペイン)とかはCDも見たことがないぞ。
参加アーティストは今年も豪華。日本人演奏家は一流が、海外からの演奏家は主に中堅・若手の注目株がぞろり。で、ミシェル・コルボの名前が異様に大物感を醸し出しているのですが、なんと得意のフォーレ《レクイエム》を披露してくれるそう。この公演チケットS席が3000円(初日のトリだそうです)。安すぎて一瞬涙出そうになった。
フォーレ:レクイエムposted with amazlet on 07.02.16クレマン(アラン) サン=ピエール=オ=リアン・ドゥ・ビュール聖歌隊 フッテンロッハー(フィリップ) ベルン交響楽団 コルボ(フィリップ) フォーレ コルボ(ミシェル) コルボ(アンドレ)
ワーナーミュージック・ジャパン (2000/06/21)
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CD持ってったらサインしてくれないかな……。
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