ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』(後篇1)

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ドン・キホーテ〈後篇1〉 (岩波文庫)
セルバンテス Miguel De Cervantes 牛島信明
岩波書店 (2001/02)
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 ドン・キホーテが田舎に帰ってるあいだに、ドン・キホーテに関する本が出版されて有名人になってしまったよ、という後篇。だからといってノリはあんまり変わらないので正直飽きてきました。サンチョ・パンサもドン・キホーテもなんか「イラッ!」と来るところあってキツい――喩えるなら、空気の読めないタイプの人間に両側から挟まれてるみたいな、そういう苛立ちを感じます。


 全6冊中、4冊目まで全く教訓らしい教訓などが出てこないところは最高なのですが、ひとつ啓蒙的な点があるとしたら、ドン・キホーテのノリで話す人間は「ウザッ!」と煙たがられる、ということでしょうか……。虚構の騎士物語という言語をしゃべり続けるドン・キホーテに対して、現実の言語を話すほかの登場人物はそれを狂気とみなす。このような事例はおそらく、結構一般生活のなかでもみられるように思う――レベルの違いはあるけれど、たぶんオタク(とみなされる)の人々と非オタク的な人々の間にある距離ってこんな感じじゃねーのか、って(実際、ドン・キホーテもオタクだし……)。


 ページが進むごとに、サンチョ・パンサのマージナルっぷりがおもしろいことになっているところは良いです。狂気と正気のあいだに挟まれて、彼の言葉がどんどんよくわからないものとなっていく。セルバンテスなんか今日はどうでも良いです。そんなことより、大事なことがあるだろ、今日は。



D


 そう小橋健太の復帰だよ!今日出かける前にこの動画見てて、思わず泣いちゃいましたよ……。ホント、小橋帰ってきてくれてありがとう!おめでとう!!(追記;小橋のムーンサルトプレス見て、再度泣きました)。





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