ジェームズ・フレイザー 『金枝篇』(3)

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金枝篇(全5冊セット) (岩波文庫)
フレイザー
岩波書店
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第3巻はエジプトのオシリスとイシスの神話についての考察がメインになっている。プルタルコスの著作を参照していることがわかるのだが、これは『金枝篇』でも出典がわかる話として珍しい気がする。オシリスが死んだ後に体をバラバラに刻まれてナイル川に流され、イシスはその部分を一生懸命集めたけども、男性器だけが見つからなかった、というエピソードはわたしもプルタルコスを読んだときに印象的だったから覚えてたんだけど、フレイザーもこの「体をバラバラにする」というところにかなり注目しているようだ。例によって信憑性は定かではないが、食人族が人身御供をバラバラに切り刻んで五穀豊穣を祈る、みたいな結構エグエグな話が載っている。

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