E.H. Gombrich
Phaidon Press
売り上げランキング: 97,725
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- E.H. Gombrich 「The Renaissance Conception of Artistic Progress and Its Consequences」
- E.H. Gombrich 「Apollonio di Giovanni: A Florentine cassone workshop seen through the eyes of a humanist poet」
- メディチ家のパトロンぶりはいかなるものだったのか
- レオナルドの構図作成法
- ラファエッロの《椅子の聖母》
- 規範と形式
雑に読んでいながらも、ルネサンス美術の見方が色々変わる本であるなあ、と思いながら読んだ。読書メモを残してはいないが、最後の方の短い論文「The Style all'antica: Imitation and Assimilation(「古代風」様式:模倣と同化)」とか、ルネサンスの芸術家がどのようにローマ時代の芸術をパクったのかをかなり細かく見て行っていて、大変興味深かった。まあ、露骨にパクっていたりするんである。それでダメだ、とは言わないんだけれども、ゴンブリッチは結構心配性で「模倣っていうのがなんの価値があるの? コンピューターが全部真似っこしちゃう時代が来るかもしれないじゃん!」とか書いてたりする。
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