頑張れ、ポルトガル!

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アート・オブ・アマリア・ロドリゲス
アマリア・ロドリゲス
東芝EMI (1998/09/23)
売り上げランキング: 10,310



 最近、NHK-BSでビートルズだのビーチボーイズだのの古いライヴ映像を深夜流しているらしい。私は衛星放送が観られない環境にあるから分からないんだけれど、どうやらW杯の試合と試合の間で視聴者を固定させる「つなぎ」で流す意図があるみたいだ。




 どうせならもっと露骨にW杯と絡ませて、出場国と絡んだアーティストの映像を流したら良いのに、と思う。イングランドならビートルズよりオアシス。ドイツならベルリン・フィルのライヴあるいはクラフトワーク。イタリアならヴェルディの歌劇。アルゼンチンならピアソラ、みたいに。ちょうどid:azakeri先生とメッセで遊んでいて「ポルトガルならファド*1」とか言ったら、色々ファイルが落ちている場所を教えてくれた。





 それを聴いてすっかりファドが気になってしまい、買ってみたのだ。アマリア・ロドリゲス。ファド界の美空ひばり的存在。ファドの伴奏は主にギターラという12弦の撥音楽器でされるのだけれど、音がデチューンしてぶつかって輝く感じがとても良い。買ったのはベスト盤みたいなものだったから、録音時期は色々だったんだけれど途中でストリングスが伴奏に加わりだして、資本の匂いを感じさせられちょっとしたファドの演奏史みたいなものに触れられる。メロディはちょっとスパニッシュっぽくもあり、イベリア半島の文化的な雑多性も面白い。





 ヘミングウェイの小説に出てきそうな、港町、場末のバー(窒息しそうなほど煙草の煙が立ち込めている)に意識が持ってかれる感じ。




*1:ポルトガルの大衆歌謡





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