James Brown / Five Classic Albums plus Bonus Rare and Live Tracks

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Five Classic Albums Plus
Five Classic Albums Plus
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James Brown
Real Gone Jazz (2011-11-29)
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しばらく前から大きなレコード店にいくと各アーティストごとの「過去の名盤詰め合わせ」ボックスみたいなのが驚くほどの安さで売っているのを見るようになった。タワーレコードだと5枚組で2000円とか、Amazonで買うと1500円ぐらいで、そのアーティストの代表作が一通り揃ってしまうんだから、中古盤をわざわざ探して一枚一枚揃えていくよりもずっと安く、手軽に音楽が聴けるのだからなんか恐ろしい感じさえする。歌詞やパーソネルが書かれた紙は省略されているとはいえ、そういうのはインターネットでも読めてしまうし、とくに自分が聴いたことのないジャンルの音楽を掘り起こしていくのには超絶的に便利。

今、タワーレコードのR&Bコーナーにいくとすごいですよ、そんなボックス・セットばっかり売っていて「こういうのも音楽の聴き方を変えてしまいそうだなあ」と思ったりする。「iPodとiTunesの登場によって、アルバム単位での音楽の聴き方が解体された」などと昨今の音楽聴取論では言われているけれども、別なところで違った「アルバム単位からアーティスト単位で聴く」という変化が起きている。2000円程度の出費で、あるアーティストの代表作が揃い「わかったような気分になる」のは、なにか邪悪な感じがしないでもないけれども、これってまるで新書を買って、お手軽に教養を身につけるのに感覚としては近い。それと同時に「20世紀の音楽はすっかり歴史になってしまったのだなあ」という感想も抱いてしまうのだけれども。

そんなわけでファンクの帝王、ジェームス・ブラウンの音源も1000円ぐらいで手に入ってしまうのだ……。「Five Classic Albums plus Bonus Rare and Live Tracks」は、59年から61年のあいだに出されたアルバム5枚に未CD化だった音源やライヴ音源をCD4枚にコンパイルした編集盤である。これはちょっとスゴいですよ。とくに4枚目は時代がちょっと飛んで70年代以降のライヴ音源になっているんだけれども、JB先生のバンドはもうバキバキにホットなファンク期に移行しきっており、1枚目から順番に聴いていくとビックリな流れができあがっています(この4枚目だけでも買って良かった感がある)。

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