ラウンド・ミッドナイト

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 夜更かししていたらテンション高くなってきたので色んな「'Round Midnight」を集めてみます。まずはマイルス・デイヴィス。60年代の黄金クインテットの演奏なので、50年代のギル・エヴァンスによるエレガントなアレンジよりは抽象化されていますが演奏の質は最高。特にウェイン・ショーターが長いソロを取っている間に、トニー・ウィリアムスがそれに応答していくところがすごく良い。



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 バップも良いけどビッグバンドもね、ということでメイナード・ファーガソン。昨年亡くなったハイトーンを当てまくるトランペッター。バックのオケは全然スイングしないけれど、ファーガソンのソロが素晴らしすぎる。スタン・ケントン楽団の出身者ってホントに素晴らしい人が多いなぁ。



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 ウェス・モンゴメリー。ああ、この演奏、伴奏がオルガンなら良かったのに……けど良い演奏です。すごい良い温度を持ってるギタリストだよなぁ、と思う。いつまでだって聴いていられるような、そういう心地よさがある。



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 これもすごいなぁ。ジョン・パティトゥッチ、ランディ・ブレッカー、アルトゥーロ・サンドヴァル、トム・スコット、ゲイリー・バートン……みんなどっかで聴いたことがあるミュージシャンによるビッグバンド。アレンジはまぁアレだけれど……。



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 エルメート・パスコアール!!!これは途中でなんか全然違う曲になるけど、この人の芸風です。一人ネイキッド・シティ(ジョン・ゾーン)みたいになっているカットアップ感。さすが一日一作曲の人は違う……。



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 最後は作曲者本人による演奏。ここまで様々な「'Round Midnight」を聴いてきましたが、やっぱりセロニアス・モンクによる自作自演が一番変。他の演奏は「あ、モンクの曲か……」とすぐ分かるのに、モンクの本人が一番何が始まったのかよくわからない。「ジャズと自由は手をつないで行進する」って自由すぎます。



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 Youtubeから引っ張ってた演奏なんか結構まだ分かりやすくて、『Thelonious Himself』というピアノソロのアルバムに収録されている演奏なんかもっとすごい。原曲の形が無いぐらい解体されちゃってて(自分で指定したはずのコードとは全然違うコードをあててる)、実は私が初めて買ったジャズのアルバムってこれなんだけど、未だに複雑な気持ちになります(これ、『'Round Midnight』なのか?と)。「ダマされた……これがジャズの名盤なんだ……」って思った15の夜。





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