今、NHKで放送しているギル・シャハムが……

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 今、私の部屋には轟音でギル・シャハムがバッハの無伴奏ヴァイオリン作品(何番かはわからない)を演奏しているのが流れている。NHKの音楽/芸術番組『芸術劇場』で、シャハムの演奏会の模様が放送されているのだ。シャハムといえば、先日、バルトークに関するエントリでお伝えしたように、現代のヴァイオリン奏者のなかで最も流麗で軽やかな演奏を聴かせてくれる演奏家のひとりなのであるが、今放送されているバッハは「ちょっとどうしたの?!」というぐらいに危うい。解釈以前の問題で、音程が取れていない。特に、重音や高い音への跳躍のときに腹の中でウゥゥッ!と悶えるような感覚が湧き上がってくるほどに危険な演奏を披露している――本当にどうしたんだろうか……?と心配になるぐらいにヤバい。「そもそものチューニングが狂ってるんじゃないか……演奏を始めてしまったからチューニングしなおせないのか?」と疑いたくなるような気持ちになっている。ちょっと、こんな演奏は録音では聴けないので興奮気味にブログを更新してみた。こういったはらはらとさせられるのも、音楽を聴く楽しみの一つなのかも知れないが――こんなにドキドキしているのは、2年前のフジロックでマイク・ラヴが歌っているのを見て以来だよ――ちょっとこれはすご過ぎる。本当にどうしたんだろう……。





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