- 菊地原洋平 『パラケルススと魔術的ルネサンス』
- Robert Klee 『Introduction to the Philosophy of Science: Cutting Nature at Its Seams』
- 西田幾多郎 『善の研究』
- スラヴォイ・ジジェク 『ポストモダンの共産主義: はじめは悲劇として、二度めは笑劇として』
- 佐藤留美 『凄母(すごはは) あのワーキングマザーが「折れない」理由』
- 佐藤広一 『泣きたくないなら労働法』
- カール・シュミット 『政治的ロマン主義』
- 内田明香・坪井健人 『産後クライシス』
- ジョルジュ・ミノワ 『悪魔の文化史』
- ハインリッヒ・シッパーゲス 『中世の医学: 治療と養生の文化史』
- 越澤明 『東京都市計画物語』
- 『道端3姉妹スタイル』
- Steven Shapin & Simon Schaffer 『Leviathan and the Air-Pump: Hobbes, Boyle, and the Experimental Life』
- パオロ・ニコローゾ 『建築家ムッソリーニ: 独裁者が夢見たファシズムの都市』
- 瀧波ユカリ・犬山紙子 『女は笑顔で殴りあう: マウンティング女子の実態』
- 伊丹十三 『ヨーロッパ退屈日記』
- ルイジ・バルツィーニ 『大陸横断ラリー in 1907: 北京〜パリ 限界を超えた1万マイル』
- 『いくえみ男子 ときどき女子 Bitter Sweet Voices いくえみ綾 名言集』
- 伊丹十三 『女たちよ!』
- 鈴木有李 『ヤカラブ』
- 増田四郎 『都市』
- ロード・ダンセイニ 『時と神々の物語』
- バルガス=リョサ 『ラ・カテドラルでの対話』
- 眞木蔵人 『アイ アム ベックス=スプレッド ザ ラブ』
- 田付貞洋(編) 『アルゼンチンアリ: 史上最強の侵略的外来種』
- 綿矢りさ 『かわいそうだね?』
- スーザン・ソンタグ 『隠喩としての病い』
- 長谷川修一 『聖書考古学: 遺跡が語る史実』
- 『やきものの事典』
- 真木蔵人 『BLACK BOOK 蔵人独白』
- 吉木りさ 『誰かさんと誰かさんがネギ畑』
- 今野杏南 『撮られたい』
- 姉崎等(語り手)・片山龍峯(聞き書き) 『クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等』
- Neil A. Manson(編) 『God and Design: The Teleological Argument and Modern Science』
- 村上春樹 『羊をめぐる冒険』
- 近藤淳也 『「へんな会社」のつくり方』
- グレン・グリーンウォルド 『暴露: スノーデンが私に託したファイル』
- 礒山雅 『マタイ受難曲』
- J.D. サリンジャー 『フラニーとズーイ』
- 北大路魯山人 『春夏秋冬 料理王国』
- 松尾潔 『メロウな日々』
- ジョルジュ・ディディ=ユベルマン 『時間の前で: 美術史とイメージのアナクロニズム』
- 安丸良夫 『神々の明治維新: 神仏分離と廃仏毀釈』
- タラ・パーカー=ポープ 『夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか』
- Alice Goffman 『On The Run: Fugitive Life in an American City』
- 井筒俊彦 『アラビア哲学 1935年-1948年』
- 伊丹十三 『日本世間噺体系』
- ヒロ・ヒライ 小澤実(編) 『知のミクロコスモス: 中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』
- 九鬼周造 『「いき」の構造』
- 荻野美穂 『女のからだ: フェミニズム以後』
- アリストテレス 『魂について・自然学小論集』
- 高峰秀子 『台所のオーケストラ』
- 細野晋司・山下淳弘・仲俣暁生・濱野智史・山内宏泰・福川芳郎・鹿島茂 『グラビア美少女の時代』
- 植島啓司『官能教育: 私たちは愛とセックスをいかに教えられてきたか』
- 桑木野幸司 『叡智の建築家: 記憶のロクスとしての16‐17世紀の庭園、劇場、都市』
- ローレンス・M・プリンチペ 『科学革命』
- Anthony Grafton 『Defenders of the Text: The Traditions of Scholarship in an Age of Science, 1450-1800』
- 牧野雅子 『刑事司法とジェンダー』
- 三浦靭郎(編) 『音楽の冗談』
- スタニスワフ・レム 『ソラリスの陽のもとに』
- 村上春樹 『ダンス・ダンス・ダンス』(英訳)
- スラヴォイ・ジジェク 『ラカンはこう読め!』
- 尹雄大 『体の知性を取り戻す』
- 伊丹十三 『再び女たちよ!』
- 宋美玄 『少女はセックスをどこで学ぶのか』
- 神崎繁・熊野純彦・鈴木泉(編) 『西洋哲学史1: 「ある」の衝撃からはじまる』
- 懐奘(編) 『正法眼蔵随聞記』
- 片瀬萩乃 『社内恋愛の教科書』
- ブライス=エチェニケ 『幾たびもペドロ』
- 谷川健一 『古代史ノオト』
- 藤岡淳子 『性暴力の理解と治療教育』
- 土居寛之・田島宏 『基本フランス語文法』
- 川上未映子 『きみは赤ちゃん』
- 矢作俊彦 『あ・じゃ・ぱん!』
- 佐々木信綱(編) 『新訓 万葉集』(上)
- 冨永愛 『Ai 愛なんて 大っ嫌い』
- 神崎繁・熊野純彦・鈴木泉(編) 『西洋哲学史2: 「知」の変貌・「信」の階梯』
- 鈴木大介 『最貧困女子』
- ニコラウス・クザーヌス 『学識ある無知について』
- 吉田類 『酒場詩人の流儀』
- 池谷孝司 『スクールセクハラ: なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』
- 種本祐子(監修) 『初歩からわかる新大陸のワイン入門』
- 木村榮一 『ドン・キホーテの独り言』
- 伊丹十三 『問いつめられたパパとママの本』
- 隠岐さや香 『科学アカデミーと「有用な科学」: フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ』
- ミシェル・フーコー 『知の考古学』
- ミハイル・アファナーシエヴィチ・ブルガーコフ 『悪魔物語・運命の卵』
- 安倍晋三 『新しい国へ: 美しい国へ 完全版』
- 佐伯快勝 『仏像を読む』
- 小栗虫太郎 『聖アレキセイ寺院の惨劇』
- Svetlana Alpers 『The Art of Describing: Dutch Art in the Seventeeth Century』
- 外山ひとみ 『女子刑務所: 知られざる世界』
- 和田好子 『やまとなでしこの性愛史: 古代から近代へ』
- トマス・ピンチョン 『LAヴァイス』
94冊! 2014年は、おそらくこの「石版!」ブログ史上最多読了数となったが、増えているのはろくでもない本(グラビアアイドルによる小説とか……)を訳あって読むことになったからであろう。英語の本は7冊。Kindle Paperwhite導入後、これで洋書を読むスピードがあがったものもあったが、読みたかったものがKindle化されておらず、結局紙で読まざるをえないこともある(あとiPhone 6 Plusにケータイを変えてからというもの、まったくKindle Paperwhiteを使っていない……。たぶん、もうずっと使わないと思う)。
マイブームとなっていたのは伊丹十三。これは夫婦でよく読んだ。それに関連して料理に関する本を読んだりしていた。長いこと続けていた集英社の「ラテンアメリカの文学」シリーズ全巻読破プロジェクトも5年近くかけて完了。あとなんか積ん読の地層の古いところに手をつけたりもした年だった。
しかし、数を読んでいるわりには、記憶に残っていない本が多すぎる。(これは音楽に関してもそうだけれど)接したそばからどんどん忘れていっているような感じである。読み方も随分いい加減に読んでいる気がするし、あんまり面白いブログ記事をかけなかったような、そういう寂しさが残る。あと、今年はこういう新しい考え方を学んだ! みたいなこともなかった気がする。フランス語がほんの少し読めるようになった、とかちょっとした成長はあるし、面白い本はたくさんあったんだけど、いつもみたいに「これが今年の一冊だ!」というのも選べない。
こんなことを書いても仕方ないんだけど、なんかこのブログ、前より面白くなくなってませんか、と読者の方々にお聞きしたくなってしまうんだよ、振り返ると。
マイブームとなっていたのは伊丹十三。これは夫婦でよく読んだ。それに関連して料理に関する本を読んだりしていた。長いこと続けていた集英社の「ラテンアメリカの文学」シリーズ全巻読破プロジェクトも5年近くかけて完了。あとなんか積ん読の地層の古いところに手をつけたりもした年だった。
しかし、数を読んでいるわりには、記憶に残っていない本が多すぎる。(これは音楽に関してもそうだけれど)接したそばからどんどん忘れていっているような感じである。読み方も随分いい加減に読んでいる気がするし、あんまり面白いブログ記事をかけなかったような、そういう寂しさが残る。あと、今年はこういう新しい考え方を学んだ! みたいなこともなかった気がする。フランス語がほんの少し読めるようになった、とかちょっとした成長はあるし、面白い本はたくさんあったんだけど、いつもみたいに「これが今年の一冊だ!」というのも選べない。
こんなことを書いても仕方ないんだけど、なんかこのブログ、前より面白くなくなってませんか、と読者の方々にお聞きしたくなってしまうんだよ、振り返ると。
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