新感覚、歴史観なし、大革命――ジンについて

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 最近ずっと気になっている日本のバンドは、ジンというグループ。エモいギターに、ぶっといベース、カツカツと入るドラム、そして歌詞が全然聞き取れない絶叫系の女性ヴォーカル……と説明しちゃうと「アリがちだなぁ」という感じなんだけど、妙な、独特なグルーヴ感がクセになる。特にギターが良いですね。テレキャスにエフェクターを一杯噛ませてカッティングを入れるときのザラッとした音が好きだ。あとステージ・アクションもすごい。故ダイムバッグ・ダレルを髣髴とさせるヘッドバンギング。太ももの裏を見つめるように危険な角度で楽器をかき鳴らしている姿がよくわからない(それはカッコ良いのだろうか?と問いたくなる)。



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 これなんかエモいプログレである。どうやったらこういう音楽ができあがるのかあんまり読めない。メンバーの日記とか読んでみてもそういうのが浮かび上がってこない。ギターの人の日記には「中2の時から浜田省吾とブルース・スプリングスティーンが大好きです」とか書いてあったりして、むしろ読もうとすれば読もうとするほど、分からなくなってくる(ハマショーとボス好きの中2って渋すぎるだろう……そしてどちらもあんなギタープレイはしない)。しかし、だんだんとそういう得体の知れなさに惹かれていってしまう。


 最年長のメンバーが1985年生まれ、という「若さ」も驚きだけれど、この「得体の知れなさ」は世代的なものなのかもしれない。正確に言うと「世代論という語り口が無効になっていること」の象徴みたいなものを感じる。





2 件のコメント :

  1. そうなんだ?ニコニコ動画かな。あんまりチェックしてないからわかんないけど。

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  2. ちょっと前に解読不能の空耳が流行ったね。改めて聴くと確かにカッコ良い。

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